世の中に「会社」というものは数々あり、その形態・規模も様々です。
それぞれの会社のスタイルが様々なら、それぞれの会社が抱える問題も様々で、それぞれ形態・規模にあったマネジメントが必要となります。

今回は「マネジメントの矛盾」というタイトルですが、これからの話の展開のために、例として、私の考える3パターンの企業スタイルを挙げさせていただきます。

3つの企業スタイルとマネジメント

1:家族経営的企業スタイル
家族・身内・少人数で経営する企業では、売り上げの良し悪しが生活に即影響することとなる。しかし、景気の動向により即給与の削減を行うなど、固定費の大胆な抑制・変動も可能である。

2:他社の指示・仕様通りにサービス提供を行う企業スタイル
独自のビジネスモデルではないため、類似するサービス提供企業と常に競合する。近年は中国やインド等の新興国等との価格競争にさらされ、サービスの対価として高利益を上げることが難しくなっている。徹底した品質管理、納期管理、コスト管理、数値管理が要求される。

3:独自の商品・戦略でビジネスを行う企業スタイル
他社に追従されない独自のビジネスモデル・商品・戦略が市場に認知されれば、企業としてのアドバンテージも大きく、利益を上げることも可能。アイデアやノウハウが重要となり、情報収集と市場の変化の先取りが常に必要となる。

弊社の場合、「3」の企業スタイルを目指しています。
しかし、「3」の企業スタイルを目指しつつも、そのスタイルに適したマネジメントができているか?あるいはスタッフが要求されるべきことを認識しているか?それについてスタッフが同期のとれた行動をしているか?という面で振り返ってみると、できていない部分も多々ありました。

スタッフそれぞれが目の前のテクニカル的な知識や情報は気にしていても、市場の経済情勢や動向、企業運営、マネジメントなどを気を留めているとは言えない状況であり、また、例で挙げた「1」の企業のように、売り上げの良し悪しが即社員の生活に影響するという危機感も無く過ごしていたかと思われます。

さらにマネジメントも、目先の実績数字を気にして管理はしていても、成功や失敗の例、先輩社員の知識・知恵等、会社の経験として蓄積されるべき部分については理解が足らず、重要視されていなかったと感じています。

つまりは、企業として目指すべきスタイルと必要とされるマネジメントに矛盾が生じていたのです。
独自のビジネスモデル・商品を作り展開していく企業スタイルを追及しながら、日常においては目先の実績数字や時間の管理といった、いわば例で挙げた「2」の企業スタイルで要求されるようなマネジメントを行っていたのです。

独自のビジネスモデル・商品・戦略を進める企業スタイルに向かうためには、市場の変化を常に収集し、会社としての経験や先輩社員の知識が蓄積され、それらを有効活用してアイデアを生んでいくことが必要になります。

このマネジメントの「仕組み」として、弊社商品である組織営業力強化システム「PROナビ」を位置付けることができます。
弊社では、「目指すべきスタイルと必要となるマネジメントの矛盾」を修正・解消すべく、PROナビを活用しています。

さて、現在の不況を乗り越え、企業として存続・飛躍するために、「マネジメントの矛盾」が生じていないか見直してみてはいかがでしょうか?

アスクラボ株式会社 CEO 川嶋 謙