課題の克服をチャンスに変える【アスクラボメールマガジン2025年12月号】

課題の克服をチャンスに変える

組織の課題や弱点だと認識していた点が克服のための対策をとることでアドバンテー ジになる可能性があります。当社も設立当時は資金も無く、実績がないため信用もな く知恵を絞って利益をあげる方法を考え、それを実行していく以外に道はありません でした。財務知識についても基礎的な勉強から始めて、現金がなくなると会社が存続 できないのでキャッシュを増やす経営を心掛けて「在庫」や「売掛金」という資産を 可能な限り現金化しました。

在庫を減らすためには倉庫自体を縮小し、物理的に在庫が多くならないように対策し ました。不良在庫を出さなくするため、在庫の新旧が把握できるように入荷時期に よって赤・黄色・青の色紙を品物に貼って誰が見てもすぐわかるようにして、アナロ グで情報共有を行いました。

 このような自社の問題解決のための対策が後にお客様へシステム提案をする際に役 立ちました。お客様の課題をアナログで解決可能な部分(ルールや役割分担で解決す る部分)とシステムを活用すべき部分に切り分けて提案するスタイルを生み、競合他 社のいる商談においても特徴のある提案ができるようになりました。現場のお客様と 多くの接点をもつ弊社の営業はシステムだけに頼らず、アナログ的な解決手段も含め てお客様の規模や予算に合わせた提案をすることができ、強みとなりました。

約20年前に東京に支店を構えてからは地方の小さな組織だからこそ取得していったス キルを体系化し「トップアプローチ研修」として首都圏の大手ベンダ様に「他には類 のない研修」として現在に至るまでリピートしてご採用頂いております。現在、3500 名以上の営業や提案に携わるSEの方々がご受講されています。 弊社では営業・開 発・管理部門・経営層まですべてのスタッフが日々の情報をPROナビ(自社開発の情 報共有システム)に登録しておりその累計は70万件を超えます。このデータをAIを活 用した新たなシステム等の次の商材開発の為に活用しています。

アスクラボ株式会社 会長 川嶋 謙