物事を新たに企画してそれを実現することはなかなか難しいものです。実現の過程においては往々にして、予期せぬトラブルやいろいろな課題が発生し、まさに「生みの苦しみ」を経験することとなります。しかし、トラブルや課題を乗り越えて、苦労してやっと実現させたときは、自分が成長できたと実感できるものです。

自分自身の過去を振り返ってみると、先人の引いたレールや人に決められた道を進むのが嫌だったこともあり、物事に取り組む際はその大半が新たなチャレンジでした。 そのため「生みの苦しみ」を人より多く経験したのかもしれません。発生する数々の 問題をクリアして成功に導くためには解決策を考えなければなりませんが、そう簡単 に解決策を思いつくものではありません。「もともとの企画が悪かったのか?」、 「自分に能力がないのか?」と思い詰めて「もうあきらめるしかない」と思ったことも何度もありました。しかし、そんな絶体絶命のときにこそ、今まで使ったことのない知恵や埋もれていた経験を見つけ出すことができ、その結果、自分を成長させることができたと思っています。私にとっては過去の経験も今に活かせるノウハウであり、むしろ「生みの楽しみ」ととらえられるようになりました。

では、知恵や経験を活かして問題を解決し、自分を(会社を)成長させるためにはど のようなことが必要でしょうか?

・知恵や経験を早く見つける
身に着けた知恵や過去の経験は、時間の経過とともに頭の中で薄らいでいくため、 いざというとき、とっさに思い出せない・使えないということが多いように思います。 そのため、知恵や経験を自分の中から早く見つけることが必要です。自身の知恵や経 験を問題解決に活用することができるか否かは、結果として仕事ができる人とそうで はない人の差になってくるように思います。

・学ぶ姿勢を持つ
知恵や経験の絶対量を増やすことも当然ながら必要です。人から教えてもらう環境や 常に学ぶ姿勢を持っていると、知恵を身に着け・経験を積むチャンスも多くなり、ノウハウとして蓄積されて問題解決の際に役立ちます。自分の中の知恵や経験の引き出しを開けた際、多くのアイテムが収納されていれば、より多くの問題解決に役に立つのです。

・目的意識の強さ
トラブルや問題に直面した際、その解決に対して逃げずに、苦しくてもあきらめず、その状況を人のせいにしないで立ち向かえる目的意識の強さも必要です。目的意識の強さこそが、絶体絶命の状況で知恵や経験を引き出せるキーになると思います。

さて、弊社も、岡山県北地域のSIビジネスから、PROナビ(組織営業力強化システム)を開発してPKGメーカとして、また組織営業力強化のコンサルティングとして全国ベースのビジネスへ転換した過程においては、多くのトラブルや課題が発生しました。「もう無理か・・・」とあきらめる気持ちに何度もなりましたが、弊社が存続していくためには他の選択肢はなく、「できるかできないか」ではなく「やるしかない」
という覚悟で取り組みました。

そして、私個人も会社全体も学ぶ姿勢になり、身に着けた知恵や過去の経験を拾い出し、トラブルや課題の解決にあたってきました。いまだ道半ばで、会社としてはまだ まだ「生みの苦しみ」の最中にある状態ですが、私にとって全国ベースのビジネスへ の転換、PKGメーカ・組織営業力強化コンサルティングのビジネスを成功させるための苦労は、「生みの楽しみ」と思えるようになりました。

PR:弊社開発の組織営業力強化システム「PROナビ」は、全スタッフが個々に身に着けた知恵や経験を日常の活動報告として登録することにより、それらが情報として蓄積され、課題解決のために全社で活用できる支援システムです。

アスクラボ株式会社 CEO 川嶋 謙